一藝社

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ジャンル:政治
 

20世紀現代史 <新装版>
 

[編著] 須藤眞志

価格(税別): ¥ 3,000


概要

20世紀は「戦争」と「革命」の時代であった。自由民主主義を標榜するアメリカを中心とする西側世界と、ソ連を中心とする東側共産世界の対立、いわゆる冷戦が50年近くも続いた。ソ連の崩壊により、冷戦も終わりを告げ、世界は今や新しい時代に入った。本書は、この20世紀100年間の世界の歩みを通史的に振り返り、改めて20世紀の歴史的意味を考える。一般の読者にも配慮した平易で簡潔な記述による新しい国際政治・経済の通史である。

目次

第1章 20世紀の幕開け
1 欧州列強の世界支配
2 アメリカの台頭
3 日本の進出
4 第一次世界大戦
5 ロシア革命

第2章 戦間期の世界
1 ベルサイユ体制
2 国際経済の変容
3 ファシズムの台頭
4 スターリンとソ連
5 日本の軍国主義化と日中戦争

第3章 第二次世界大戦
1 ヨーロッパ戦線
2 太平洋戦争
3 終戦へ

第4章 戦後世界の開幕
1 国際連合の創設
2 東西対立と冷戦構造
3 東欧の共産化
4 トルーマン・ドクトリンとマーシャル・プラン
5 ドイツ・ベルリン問題
6 戦後国際経済の出発

第5章 冷戦かにおけるアジア
1 中華人民共和国の成立
2 朝鮮戦争
3 植民地の独立
4 対日講和と日米安保条約

第6章 東西ブロックの対立と協調
1 核兵器と集団防衛体制
2 東欧の動乱
3 中東危機の勃発
4 ベルリン危機とキューバ危機

第7章 戦後世界の再編
1 非同盟主義の誕生と変遷
2 ベトナム戦争
3 中ソ対立
4 西欧の地域統合
5 安保改定と沖縄返還

第8章 東西関係の変容
1 米ソ平和共存からデタントへ
2 東方政策と全欧安保会議
3 米中接近
4 日本とECの台頭

第9章 南北問題の深刻化
1 南北問題の出現
2 資源ナショナリズム
3 中進国への道
4 最貧国の苦悩

第10章 多極化の進行
1 復権めざすアメリカ
2 社会主義諸国の変容
3 第三世界の変動
4 国際主体の多様化

第11章 冷戦後の世界
1 「冷戦」の終焉
2 東欧革命とソ連消滅
3 ドイツ統一とEC統合
4 岐路にたつ東アジア
5 東南アジアの新情勢
6 湾岸戦争

第12章 新世界秩序の模索
1 ポスト冷戦と国連
2 経済発展と民主化
3 内戦・国家・地域統合
4 問われる日本の役割

年表

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-901253-55-0
  • 発売日: 2005年3月
  • サイズ: A5判/上製
  • ページ数: 316頁

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