[編者] 岩崎正洋 植村秀樹 宮脇昇
価格(税別): ¥ 2,600
20世紀から21世紀への歴史的転換期においては、グローバリズム、リージョナリズム、ナショナリズムという異なった三つの潮流が相互に作用しながら存在している。この状況こそ、まさに「グローバリゼーション」の現在をあらわしている。本書は、インターネットをはじめ、地球環境、民主化等のポスト冷戦期の国際関係において見ることができる様々な問題を中心にとり上げ、グローバリゼーションと政治とのかかわりに目を向けている。
序論第1章 インターネットと国際関係第2章 地球環境問題第3章 経済のグローバル化と国家の変容第4章 難民のグローバル化第5章 グローバル・ガバナンス第6章 国際行政におけるアクターの多様化第7章 国際機構とNGO第8章 冷戦後の日米安保体制第9章 人間の安全保障第10章 現代の戦争と平和第11章 現在のナショナリズム第12章 民主化と国際関係