[著者] 谷藤悦史
価格(税別): ¥ 1,800
市民社会の形成という限りなき願いの中でもたらされたのは、大衆社会の変容と劇場社会の到来であった。変転する社会で、制度としてのマスコミそしてまたジャーナリズムも変容を余儀なくされた。さらにそれが政治の内容や様式を変え、反転してマスコミやジャーナリズムをを変える。現代ジャーナリズムと政治の共振作用と螺旋課程を解き明かす。
第1部 マス・メディアと市民社会 第1章 市民社会、メディア、ジャーナリズムの歴史と展望 第2章 戦後日本の「市民」とマス・メディア 第3章 現代オーディエンスと理解課程第2部 マス・メディアと政治 第1章 政治の劇場化と現代的特質 第2章 テレビと政治の50年第3部 マス・メディアと世論 第1章 現代の世論 第2章 「世論と世論調査の間で」コラム メディア時評