“政治不信⇔低投票率”のスパイラル状況に陥った現代の政治社会状況。このような時代の要請をうけて注目を集め始めているのが「政治社会学」である。欧米では、既に確固たる地位を占めている学問分野であり、政治学と社会学の境界領域に位置し、両分野の個別の発想からは明確にできない現代の状況を解明すると期待されている。基礎的事項を収めた入門書で時代の求める領域を読み解く。
第3版では「リーディングス」として新たにリプセット&ロッカンの論文「クリヴィジ構造・政党制・有権者の連携関係」を収録。さらに充実した内容となった。。