[著者] 池田昭義
価格(税別): ¥ 4,800
地方公共団体による、一連の公費不正支出事件がマスコミで報道されるに及んで、現行監査制度に対する一般市民の批判は頂点に達した。これらの批判に応えるべく、国会で新たに創設されたのが「外部監査」制度である。本書は、地方公共団体の外部監査に従事する人たちを対象に、地方公共団体の外部監査がどのようにして導入されたかという点を中心に、外部監査の位置づけと外部監査の仕方について、具体的にわかりやすく解説している。
第1章 地方公共団体の監査第1節 地方公共団体監査の歴史第2節 地方公共団体の内部監査第3節 現行の監査委員制度第2章 地方公共団体の外部監査第1節 外部監査の必要性第2節 外部監査人制度第3節 外部監査機構第4節 外部監査総論第3章 外部監査の実務第1節 包括外部監査第2節 個別外部監査第3節 外部監査人と監査委員等との関係第4節 外部監査任監査の実務第5節 地方自治監査事例研究<資料>改正地方自治法(平11.7.16 法87) 抜粋