[編者] 林俊郎
価格(税別): ¥ 1,600
「社会情報学」とは古めかしいようで実は発展途上にある学問領域である。換言すると、社会(ソシオ)情報学とは、「情報を切口に社会科学全体を捉え直す」という、新しく誕生した学際的な学問なのである。情報を抜きにして現代社会を考えることはできない。さまざまな情報にどのように接し、情報のもつ虚実をどのように見抜くか、多様なアプローチから情報社会の現実を鋭く考察したユニークな一書。
第1章 「肺がん」を蔓延させたある情報操作第2章 情報社会と消費者第3章 情報化社会の特徴と新しいビジネス第4章 少子高齢化と福祉時代第5章 オープンソース的なインターネット社会第6章 コンピュータネットワークとウィルス第7章 楽しく、役立つ情報教育に向けて第8章 こころ・もの・ことば―言語情報論第9章 日本語の感性・英語の発想第10章 非言語コミュニケーションの科学第11章 衣服が伝えるメッセージ第12章 生活の中のイメージカラー