今日最大のテーマの一つ「子育て」。多くの事件、事故等がマスコミ等で取り上げられ、議論が絶えない。しかし、その中には少なからず混乱も見受けられる。そうした時代だからこそ、子どもの置かれている状況を理解し正しく捉えることが求められている。
　本書は、子どもを中心に据え、「子どもと生活」「子どもと文化」「子どもと環境」「子どもと福祉」「子どもと教育」の５巻構成で、子どもを取り巻く現状やあるべき姿等について論述する。保育行政関係者、保育関係者、保育者養成課程の学生に是非読んでもらいたい極めつけの「子育て」研究書。

■「3．子どもと環境」概要■
　食・睡眠・家庭・メディア・学校…子どもを取り巻くさまざまな環境は、まず健全・安全であることが何より重要である。第3巻では、それぞれについて、その理論と現状を解説する。

第1章　子どもを取り巻く環境
第2章　子どもと遊び環境
第3章　子どもと食環境
第4章　子どもと睡眠環境
第5章　子どもとメディア環境
第6章　子どもと家庭環境
第7章　子どもと保育環境
第8章　子どもと学校環境
第9章　子どもと地域・社会環境
第10章　子どもと安全環境
第11章　子どもの環境と病気
第12章　子どもと地球環境　
第13章　世界の子どもの環境