今日最大のテーマの一つ「子育て」。多くの事件、事故等がマスコミ等で取り上げられ、議論が絶えない。しかし、その中には少なからず混乱も見受けられる。そうした時代だからこそ、子どもの置かれている状況を理解し正しく捉えることが求められている。
本書は、子どもを中心に据え、「子どもと生活」「子どもと文化」「子どもと環境」「子どもと福祉」「子どもと教育」の5巻構成で、子どもを取り巻く現状やあるべき姿等について論述する。保育行政関係者、保育関係者、保育者養成課程の学生に是非読んでもらいたい極めつけの「子育て」研究書。
■「2.子どもと文化」概要■
子どもが触れる文化、子どもにとっての文化について、絵本、読み物、映画、漫画、メディアなどのさまざまな表現活動から概説し、健全な育ちとの関わりについて考察する。