眞鍋貞樹 (まなべ・さだき)拓殖大学大学院 地方政治行政研究科 教授
価格(税別): ¥ 2,200
近代化と個人主義化の進展によって、家族、学校・職場、地域社会などのコミュニティは崩壊し、人々を結び付けていた絆は分断されてしまっている。そもそも、コミュニティなど幻想の産物にすぎないという議論もある。しかし、人は一人で生きていくことはできない。本書では、どうすればコミュニティを再構築することができ、そこにより善き「居場所」を見つけ、安心して生活できるようになるのか、その方策を探る。地域政策担当者、社会福祉関係者、臨床心理士等の必読書。
なぜ今コミュニティの再生なのか第1章 善き居場所としてのコミュニティ第2章 善き居場所を喪失した人々―排除、逃避、逸脱そして引きこもり第3章 コミュニティとは何か第4章 コミュニティの議論の系譜第5章 コミュニティの変容と崩壊のプロセス第6章 コミュニティ再生への批判第7章 善き居場所を創るコミュニティ・マネジメントおわりに ――コミュニティ幻想を超えて