一藝社

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ジャンル:政治
 

新版 集団的自衛権
〜新たな論争のために〜

[著]佐瀬 昌盛

価格(税別): ¥ 2,500


概要

戦後国連創設とともに生まれた「集団的自衛権」概念。わが国では、「集団的自衛権」の解釈をめぐっては日本国憲法9条との関係から長年政治に翻弄され続けてきた。「国際法上保有、憲法上行使不可」という摩訶不思議な解釈が罷り通ってきたのである。本書は、これまでの「集団的自衛権」をめぐる諸説について、歴史的経緯を踏まえつつ膨大な資料を丹念に踏襲しながら緻密な議論を展開し、「集団的自衛権」のあるべき姿を明確に示す。著者渾身の一書。

目次

プロローグ――信じ難い光景

T 日本的バイアスの三位一体
1 「集団的自衛権」概念の登場
2 日本的バイアス
3 日本的バイアスの三位一体
4 国際的な標準的記述との距離

U 集団安全保障と集団的自衛権
1 集団安全保障と集団的自衛権――対立関係か補完関係か
2 背馳するのか、補完物なのか
3 義侠心、国益計算、濫用――集団的自衛権行使の動機
4 「集団的に行われる集団的自衛」が最有力
5 集団的自衛権の発動を許す条件とは
6 オープン・システムと集団的自衛の諸条約

V 内閣法制局の不遜
1  一九八一年「答弁書」と一九七二年「資料」
2 「答弁書」の論理的欠陥
3 内閣法制局解釈の変遷
4 (旧)日米安保条約――「これらの権利の行使として」
〔補説〕集団的自衛権に関する 一九八一(昭和五六)年政府統一解釈

W 憲法上、保有しているのか
1 なぜ最重要論点をバイパスするのか
2 内閣法制局への注文
3 集団的自衛権の憲法上保有をどう確認するか
X 日米同盟が験(ため)されるとき
1 宮澤喜一見解
2 新ガイドラインへの疑問
3 周辺事態安全確保法

エピローグ――騒然たる情景

Y 小泉政権―「赤」から「黄」へ
1 小泉の意気軒昂と、土井たか子「質問主意書」
2 娑婆にも出る内閣法制局

Z 安保法制懇のうたかた
1 安倍普三政権の登場
2 報告書の功罪

[ 政権交代と集団的自衛権
1 民主党の論法
2 論理の混乱

\ 定義の誤り――「非同盟国」「中立国」の主張を聴け
1 問題意識の進化
2 「非同盟」勢力との主張
3 「中立」諸国と集団的自衛権
4 「保有する」、そして「行使可能」
5 中立国、EU、集団的自衛権 
6 スイスと集団的自衛権

] 新しい「定義」私案
1 変更か是正か、定義か実態か
2 あるべき定義

Ⅺ 第2段と第3段
1 今日の私の想像
2 民主党政権下での新現象

Ⅻ 脱皮する国連憲章第五一条解釈
1 九・一一の衝撃
2 サイバー・アタック
3 米国はこう議論する
4 同盟諸国の反応
5 「同盟国」日本の反応は?

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-048-9 C3031
  • 発売日: 2012年7月
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 272頁

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