[編] 加藤秀治郎・岩渕美克
価格(税別): ¥ 2,600
「政治社会学」は政治学と社会学の境界領域に位置し、政治不信の続く現代の状況を解明するものとして期待されている。複雑化する現代政治を解明するためには、政治と社会の関係を見直すことが不可欠であり、その上でさまざまな事象を分析していかなくてはならないのである。好評の第4版に続く第5版では、新たに重要な論文、サルトーリの「選挙制度の作用」とポパーの「民主制の理論について」を収録し、さらに充実した内容となった。
第1部 政治社会学の基礎第1章 政治と社会/第2章 政治過程/第3章 政治権力/第4章 政党と圧力団体/第5章 選挙・投票行動/第6章 政治の心理/第7章 世論とメディア/第8章 統計と調査第2部 リーディングス1 権力の二面性(P.バクラック、M.S.バラッツ)/2 クリヴィジ構造、政党制、有権者の連携関係(S.M.リプセット、S.ロッカン)/3 選挙制度の作用〜「デュヴェルジェの法則」再検討〜(G.サルトーリ)/4 民主制の理論について(K.ポパー)