「教育課程」の概念について掘り下げ、私たちが「教育課程」について何を学んでいくべきなのかを問い、考える。それは教育全体を問うことに等しい。
現在へと続く「学習指導要領」の歴史はどうか、カリキュラムはどのようなタイプがあるのか、そもそも学力とは何か、学び合いや協同する授業はどんな授業か、正しく学力を評価することは可能なのか…。私たちが知っている学校教育の教育課程をとらえ直し、新しい教育課程の創造へと結びつけるための一書。

序章　教育課程への問い
第1章　戦後の教育課程の歩み
第2章　カリキュラムの編成
第3章　学力の射程
第4章　教育環境の設定
第5章　学習スタイルと授業形態
第6章　授業をつくる技術
第7章　授業のデザイン
第8章　協同する授業
第9章　プロジェクト活動の展開
第10章　教育評価の理論
第11章　教育評価の実際
第12章　パフォーマンス評価
第13章　学校マネジメントと学校評価
終章　教育課程の課題