[著]加藤秀治郎
価格(税別): ¥ 2,200
本書は、わが国の統治システムの文脈の中で国会と選挙制度の問題点を総合的に検討したものである。この分野はこれまでにも多くの文献があるが、やや形式的に過ぎるように思われる。本書ではより説得的な議論のための自覚的な試みとして、統治システム、議会システム、選挙制度論を一体として捉える必要を強調している。
第1章 議会類型・両院制・選挙制度第2章 首相公選論への批判と代替策第3章 両院制の改革第4章 両院協議会の改革第5章 衆議院・解散制度の見直し第6章 選挙制度の政治思想第7章 選挙制度の政治理論第8章 「並立制」の下での総選挙と政党制第9章 衆参選挙制度の一体改革第10章 戦後日本の選挙制度の変遷第11章 選挙制度の意味論