一藝社

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書籍案内-詳細

ジャンル:教育
 

小学校ものづくり10の魅力
―ものづくりが子どもを変える―

[編]技術教育研究会

価格(税別): ¥ 900


概要

私たちは、日々、ものづくりを指導する中で、子どもたちが、こちらの想像以上にさまざまなことを考え、学び、成長していく場面を目の当たりにしてきました。子どもたちは楽しみながら学びを広げ、大きく成長していきます。
ものづくりがもつこうした魅力を引き出すには、注目すべきポイントと、少しの工夫が必要です。私たちは、日々の授業の経験を踏まえ、少しでも多くの人々に豊かな学びのあるものづくりの授業をつくるポイントを知ってもらい、子どもと一緒にものづくりを楽しんでほしいと思い、小学校では、図画工作科を中心として、あらゆる教科・領域で、ものづくりのチャンスがあります。しかし、ただ単に、ものを完成させることで満足してはいないでしょうか。小学校のものづくりは、子どもの学ぶ姿を一変させる可能性を持っているのです。本書では、ものづくりで学び成長する子どもの実例を挙げながら、小学校のものづくりが持つ魅力をお伝えします。
 手始めに、実際の小学校で子どもたちがどのようなものづくりを学び、どのように変化し、成長しているかをあるがままに見つめ、その中から「ものづくり教育の魅力」を見いだそうと考えました。まず、小学校の諸教科・活動における子どもの実際を紹介しました。

目次

第1章 ものづくりの魅力を考える 
 1 『だってうまくつくれないんだもの」(S子の場合)
―子どもの思いを深く読み取る  
 2 失敗するからこそ学ぶことができる 
 3 ものづくりで自分自身のすばらしさに気づく  
第2章 学級集団の中で 
1 子どもの心を豊かにする  
 2 学ぶ力を高める 
 3 遊びの中でそれぞれの学びを広げる―「紙トンボ大会開こうよ!」  
 4 誰でも上手にできるようになるために 
第3章 教科の中で  
 1 「子どもと向き合いたい!」に応えるものづくり
 2 国語科―子どもの意欲を育む学び
 3 算数科―実物を扱う実感のある学び
 4 社会科―現実社会とつながる学び
 5 理科―失敗や間違いを繰り返しながら学ぶ
 6 生活科―遊びにつながるものづくり
 7 総合的な学習の時間―問題解決に至る「横串の力」を培う学び
第4章 図画工作科で広がる学びの可能性
 1 図画工作科・工作領域の子どもにとっての意義
 2 ビー玉ゲーム盤(4年生)
 3 身近な土から粘土を取り出し、作品をつくって焼く(5年生)
 4 1枚の板で作る(6年生)
 5 できる、わかる、そして見えるようになる工作教育を
―子どもたちの感想から見えてくること
第5章 ものづくりが子どもを変える
 1 どのような授業をつくるのか
 2 おもしろさとすばらしさ
 3 子どもが生きるものづくりの授業

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-112-7
  • 発売日: 2016年5月10日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 80頁

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