一藝社

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書籍案内-詳細

ジャンル:教育
 

授業が楽しくなる生活科教育法
 

[編著]鈴木隆司

価格(税別): ¥ 2,400


概要

生活科は、1992年度から小学校の低学年で施行されました。当初から体験活動を重視して、子どもの学びをより豊かに形成することを意図して、これまでの教科とは異なった授業づくりが要求されてきました。20数年経って、学校教育に定着したものの、未だに指導が難しい教科だと巷では言われています。

 本書はこれまでの生活科教育法のテキストと様相を変えて、子どもの学びや教師の悩みに応えようと、かゆいところに手が届くように書きました。それを可能にしたのは、著者が大学の教授職にありながら、教育現場にいるからです。著者は日本で初めて「特命教諭」として小学校と大学の2足のわらじを履いています。本書は、そこでの毎日の子どもとのやりとりを生活科の授業づくりに活かせるユニークな書です。

 生活科の授業づくりでは、子どもの学びをとても大切にします。しかし、それは教えないで、子どもに気付かせるということではありません。教えるべきところはきちんと教えて、その上で考えさせます。考えるからこそ、気付きが生まれます。生まれた気付きを周りの子どもが共感したり、教師が価値を示したりすることによって子どもの学びが形成されていきます。
 生活科はこれまでになく、子どもにとっても教師にとっても楽しく、嬉しい教科です。そのことを本書から感じ取り、明日の生活科の授業づくりに活かしてください。この本は読んでおもしろく、やってみると、さらに楽しくなります。あなたの教室が楽しさであふれることを期待します。

目次

第1章 生活科ができて学校がおもしろくなった

第2章 身のまわりの素材から教材をつくりだす

第3章 生活科の教育課程を考える 手打ちうどん+讃岐うどん=手抜きうどん

第4章 教材からつくる生活科の授業 −教材をつくって学ぼうー

第5章 生活科らしい単元づくり ー探検活動をしてみようー

第6章 活動のまとめをしよう

第7章 活動の成果の発表と評価

第8章 スタートカリキュラムの創造

第9章 生活から教材をつくりだす ー食品サンプルから学ぶー

第10章 生活科の授業構成

第11章 歯の授業

第12章 生活科の授業を構想して、指導案に表現しよう

第13章 生活科の授業研究をどうするか

第14章 生活科の授業参観を有意義にするために

第15章 生活科の新しい学び

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-168-4
  • 発売日: 2018年3月9日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 108頁

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