一藝社

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書籍案内-詳細

ジャンル:教育
 

『造形表現』
コンパクト版保育内容シリーズ6

[監修]谷田貝公昭
[編著]竹井史

価格(税別): ¥ 2,000


概要

世界的にも乳幼児期の教育が重要視される中で、日本でも、これからの社会を生き向く力を乳幼児期の教育で培っていくことが目指されている。
 環境を通して行う教育を基本とすることや、子どもの主体的な活動を大切にし、遊びを通しての指導を中心とするという考え方はこれまでと変わりありませんが、「育てたい資質・能力」や「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」などを育むために、保育の質を高めていくことが求められていると言える。
 コンパクト版「造形表現」では、このような背景を踏まえながら、保育者が日常の保育の中で、子どもの造形活動をどのように理解し、どのように関わり、環境を整えていけばいいのかについて、基本的な知識や考え方をまとめた。各章の構成に関しては、子どもの造形表現をとらえるときに是非、押さえておいて頂きたい項目を厳選。その中では、日常の保育の中で出合うシーンを事例としてとりあげ、平易な解説をするように目指した。

目次

第1章 保育内容「表現」の意義
第1節 表現は何のためにするのだろう?
第2節 子どもの表現力を育てる
第3節 表現活動の中における造形表現
第4節 幼児期における造形表現
第5節 造形表現と感性

第2章 領域「表現」の概要と造形
第1節 全体の概要
第2節 領域「表現」の概要
第3節 造形とは

第3章 造形表現と感性
第1節 感性とは
第2節 感性を育てる保育の環境

第4章 日常の遊びから生まれる造形活動
第1節 子どもの遊びと造形活動
第2節 素材との出合い、道具との出合いから「感じる」「ためす」
第3節 想像の世界(ごっこ遊び)やイメージを拡げた遊び

第5章 園庭における乳幼児の造形活動
第1節 自然との関わりから生まれる造形表現
第2節 砂場や遊具との関わりから生まれる造形活動
第3節 命との関わりから生まれる造形表現

第6章 保育室における造形活動と保育者の役割
第1節 保育室における乳幼児の造形活動
第2節 保育室の造形活動を支える環境、援助とは

第7章 子どもの表現活動を活性化する教材例とポイント
第1節 幼児の教材を考える基本
第2節 さまざまな教材と保育の実際

第8章 子どもの発達と造形表現
第1節 年齢ごとの造形活動を豊かに
第2節 子どもたちの描画活動
第3節 子どもたちの立体的なものづくり活動

第9章 子どもの作品の見方と評価
第1節 造形活動の評価への心構え
第2節 潜在する大人の価値観への留意―「青年期の危機」を手掛かりに
第3節 作品の観察法
第4節 観察法の運用のための観点

第10章 年間行事における表現活動
第1節 年中行事と年間行事
第2節 行事における子どもの表現活動

第11章 児童文化と造形表現
第1節 児童文化と児童文化財
第2節 教材としての児童文化財
第3節 絵本と表現活動

第12章 造形活動と指導計画
第1節 指導計画の基本的な考え方
第2節 造形表現における指導計画の作成の基本と方法 

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-155-4
  • 発売日: 2018年3月30日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 148頁

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