保育者になるためになぜ「教育の原理」が必要なのか。
<それは、「保育」という「木」を見るのと同時に、「教育」という「森」もきちんと見てほしいからです>(「まえがき」より)。
「木を見て森を見ず」という戒めの言葉どおり、「保育」は「教育」の一部であることを忘れてはならないであろう。そこで本書は、絶えず幼児教育を意識しながら、「教育の原理」の基本を学ぶために編まれた。
<本書が、幼い子どもたちと関わる方々の教育的なものの見方・考え方が深まる一助となれば、これに勝る喜びはありません>(「まえがき」より)。