一藝社

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ジャンル:教育
 

<新版>『児童家庭福祉論』
コンパクト版 保育者養成シリーズ

[監修]谷田貝公昭・石橋哲成
[編著]玉和子・千葉弘明

価格(税別): ¥ 2,000


概要

児童家庭福祉は、子どもがより良い環境の中で、保護者や周囲の大人たちに愛され見守られながら、健全に育っていくための施策体系や実践である。法律や制度は年月を経て、その時代に合致しなくなり改正が必要となるが、根底にある児童家庭福祉の考え方や子どもの幸せへの願いは普遍であるだろう。これから保育者になる人たちが保育を仕事として長く携わっていくためにも、保育者養成校等において基本的な専門知識と技術を身につけて、これからの未来を担う子どもたちの成長発達を支援できる人材になって欲しいと願う。
本書では、児童家庭福祉についての最新の情報や具体的取り組みなどを盛り込み、読者の皆様に理解しやすいように心がけている。基本的な専門知識と技術を身につけて、このテキストが保育者への入り口となり、専門職として歩みだす皆様の道しるべになれば幸いである。

目次

第1章 児童家庭福祉の意義と現代社会
第1節 児童家庭福祉の意義
第2節 現代社会と子どもの育ち
第3節 地域社会と子育て環境の変化

第2章 児童家庭福祉と家庭支援
第1節 女性を取り巻くライフスタイルの変化
第2節 就労を支える

第3章 児童家庭福祉の歴史的変遷
第1節 欧米の児童家庭福祉史―近代まで
第2節 古代・近代のわが国の児童家庭福祉史―明治時代まで
第3節 近代・戦前のわが国の児童家庭福祉史―大正時代から第二次世界大戦期まで
第4節 戦後のわが国の児童家庭福祉施策 ―高度経済成長をまたぎ社会福祉再編期まで
第5節 現代の児童家庭福祉施策―少子化社会
第6節 現代の児童家庭福祉施策―要保護児童
第7節 児童家庭福祉の発展―選別と普遍

第4章 子どもの権利と権利保障
第1節 人権と子どもの権利
第2節 子どもの権利の歴史
第3節 児童の権利に関する条約と児童福祉法
第4節 児童福祉施設と子どもの権利
第5節 子どもの権利で大切なこと

第5章 児童家庭福祉の法体系
第1節 児童福祉法
第2節 子どもに関する社会手当法
第3節 母と子の健康と保健に関する法律とひとり親家庭支援の法律
第4節 女性と福祉に関する法律
第5節 児童虐待および少年非行を防ぐための法律
第6節 少子化対策、子育て支援に関する法律

第6章 児童家庭福祉の行財政と実施体系
第1節 児童家庭福祉の行政
第2節 児童家庭福祉の財政
第3節 児童家庭福祉の実施者

第7章 児童福祉施設と専門職
第1節 児童福祉施設とは
第2節 専門職としての保育士

第8章 児童家庭福祉と子育て支援
第1節 少子化と子育て支援
第2節 地域で行う子育て支援

第9章 子どもと暴力
第1節 子ども虐待
第2節 ドメスティック・バイオレンス

第10章 子どもと社会的養護
第1節 わが国の社会的養護
第2節 家庭養護

第11章 障害のある子どもへの支援
第1節 障害を理解する
第2節 人権とは
第3節 障害のある子どもと家庭への支援

第12章 非行少年と社会生活への適応が困難な児童の支援
第1節 社会になじめない子どもたち
第2節 非行少年への支援
第3節 社会生活への適応が困難な児童への支援

第13章 母子保健と子どもの健全育成
第1節 母子保健
第2節 こどもの健全育成

第14章 ひとり親家庭への支援
第1節 ひとり親家庭の定義と現状
第2節 ひとり親家庭への施策の現状

第15章 子どもの貧困と生活困窮世帯の子どもの支援
第1節 子どもの貧困に関する法律
第2 節 地域の子育てと学習支援子どもの居場所づくり
第3節 母と子のくらしと支援
第4 節 母と子の暮らしの相談と支援

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-139-4
  • 発売日: 2018年3月30日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 148頁

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