保育者を志す学生や現職保育者を対象として、保育内容の領域「環境」について考え、実践していくための書。現在から未来を創る人を育むことの基盤は、身近な環境、殊に自然とのかかわりを充分に活用する教育で培われる。特に、幼稚園・保育所などにおける身近な自然環境・社会環境を幼児教育や保育で、より有効に活用するための工夫を重視して編集。
2018年４月より実施の「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」改訂（定）に対応。半期15回の授業を想定し、15章構成。

第１章　子どもにとって環境とは
第２章　新たな幼児教育・保育における領域「環境」とは
第３章　子どもの体の発育と環境
第４章　子どもの心の発達と環境
第５章　子どもの知恵の発達と環境
第６章　０〜２歳の発達を促す環境遊び⑴
第７章　０〜２歳の発達を促す環境遊び⑵
第８章　０〜２歳の発達を促す環境遊び⑶
第９章　３〜６歳の発達を促す環境遊び⑴
第10章　３〜６歳の発達を促す環境遊び⑵
第11章　３〜６歳の発達を促す環境遊び⑶　　　　
第12章　障害がある子どもの指導における環境上の工夫・配慮　　　　　第13章　環境を通した指導の計画
第14章　環境を通した指導の評価　　　　
第15章　自然・社会の教育から環境教育、そして未来につながる教育へ