一藝社

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書籍案内-詳細

ジャンル:教育
 

『言葉』
新版・実践保育内容シリーズC

[監修]谷田貝公昭
[編著]谷田貝公昭・廣澤満之

価格(税別): ¥ 2,000


概要

保育者を志す学生や現職保育者を対象として、保育内容の領域「言葉」について考え、実践していくための書。子どもたちにとって、言葉は人と会話をするために必要なものであるが、それだけではない。文字(書き言葉)にすることで、時間と場所を超えて人に気持ちや考えを伝えることができる。そして、それぞれの人の言葉の営みは、個人の人生を形作っていく一方で、様々な場所で文化を形成し、伝承されていく。言葉というものは、その時代、その地域の文化を形成するものであり、私たちは自分が生きている文化の影響を受けて発達していくものである。このように考えてみると、保育現場で行われていることの意味がまた違ったように見えてくるのではないだろうか。
幼稚園教育要領と保育所保育指針ならびに幼保連携型認定こども園教育・保育要領は、上記の例のように様々な視点から言葉を捉えている。本書はそれらの内容を網羅するように、以下の5つの要素で構成した。@保育における言葉とは何か、A言葉の発達、B言葉を育て
る環境、C言葉を育てる児童文化、D言葉に関する諸問題
2018年4月より実施の「幼稚園教育要領」「保育所保育指針」「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」改訂(定)に対応。半期15回の授業を想定し、15章構成。

目次

第1章 領域「言葉」のねらい
第2章 子どもにとっての「言葉」
第3章 領域「言葉」と小学校「国語」との関連
第4章 前言語期のコミュニケーション
第5章 話し言葉の発達
第6章 書き言葉の発達
第7章 言葉を豊かにする保育環境
第8章 養育者との関わりから育つ言葉
第9章 子どもどうしの関わりから育つ言葉
第10章 子どもにとっての児童文化とは
第11章 さまざまな児童文化財    
第12章 言葉を豊かにする言葉遊び
第13章 言葉に関連する障害
第14章 母語が日本語ではない子どもの言葉    
第15章 現代における言葉の諸問題

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-159-2
  • 発売日: 2018年3月30日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 176頁

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