目白大学名誉教授である谷田貝公昭は、京浜女子大学(現・鎌倉女子大学)、目白大学、目白大学短期大学部、目白大学大学院を中心として、また聖心女子専門学校等の多くの非常勤講師として教鞭をとりながら、着任以来48 年の長きにわたり、主に子どもの生活技術と生活習慣の研究に従事し、多くの保育者養成に尽力した。
現在もNPO 法人子どもの生活科学研究所代表として、教育、研究に第一線で活躍中である。
本書は谷田貝の喜寿を記念し、代表的な研究テーマである「子どもの生活技術と基本的生活習慣」を中心に、最新の研究と理論、現場実態までを網羅、全3部で構成された書である。子どもの生活実態を把握する、貴重かつ膨大なデータを満載。教育保育関係者に必携の書であるとともに谷田貝の集大成といえる一冊。
執筆は谷田貝の教え子と共同研究者17名による。