本書で論じる特別活動という教育領域は、集団活動を基盤とする学びであり、「主体的・対話的で深い学び」の実践そのものである。それゆえに、今、改めて人間関係形成に深く関与する特別活動の教育的な機能と子どもの成長・発達を支える役割について人々と共有し、その教育的意義の認識を拡充していきたいと思う。

まえがき
PART１　学校現場の実践
PART２　大学の授業を振り返って
PART３　被災者支援・地域とのかかわり
PART４　特別活動を学ぶ
１ 道徳教育・道徳科との関係
２ 総合的な学習の時間との関係
３ キャリア教育との連携
４ 安全教育との連携
５ 幼小連携・接続を通して
６ 「特別活動ができる」教師の育成
７ 「学び特別活動し続ける」教師
執筆者紹介
あとがき