一藝社

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ジャンル:教育
 

子どもがたのしい生活科の授業づくり
 

[著]鈴木隆司

価格(税別): ¥ 2,400


概要

新型コロナウイルスの感染拡大に始まり学校教育は大きく様変わりしました。その結果、多くのことが見直されてきました。子どもの学校生活も大きく様変わりしてきました。とりわけ、生活科は活動中心の授業を基本としていたため、教育現場では、戸惑いや不安の声が私のところへ届けられました。2023年の現在では、新型コロナウイルスの感染拡大状況はまだまだ予断を許さないものの、ひとつひとつの制限が緩和されつつあります。前著『授業が楽しくなる生活科教育法』もそのままでは活用していただけない部分が出てきました。そこで前著で示したことをベースに、新たに生活科の授業づくりを考える必要があると思い、ここに新たに生活科の授業づくりについての著作をまとめることにしました。「生活科はどうすればいいのかわからない」という方に向けて書きました。これから教員になろうとする学生さんや若い先生だけでなく、ベテランの先生が自身の授業を見直す際の参考になるようにも書きました。

目次

第1章 生活科って何だろう
1−1.生活科は「勉強」ではない
1−2.生活科は「学び」を大切にする教科
1−3.「がっこうたんけん」に見る生活科の学び
1−4.「勉強」と「学び」の相違点
1−5.学びを生活で活用する
1−6.生活科はあってもなくてもいい教科なのか?
1−7.生活科とはどのような教科なのか?

第2章 生活科の教育課程上の位置
2−1.教育課程って何だろう?
2―2.生活科の単元構成の方法@ いろいろな教材で、子どもの学びの契機を増やす
2−3.生活科の単元構成の方法A 子どもが持ち込んだものから授業や単元をつくる
2−4.生活科の単元構成の方法B 方向性を決めて、チャレンジする!
2−5.生活科の単元の展開

第3章 生活科の授業の構造 
3−1.生活科の授業の特徴
3−2.生活科の授業をつくる3要素
3−3.教材の意味
3−4.生活科の教材と教育目標
3−5.生活科の教材づくり

第4章 教材づくり
4−1.これまでの教育実践で確かめられてきた教材
4−2.生活の中から自分自身でつくり出した教材
4−3.子どもが教室に持ち込み、子どもの手によって生み出される教材

第5章 教材研究 紙トンボを例として考える

第6章 目標の設定
6−1.授業の構造から授業づくりを考える 
6−2.栽培の条件
6−3.栽培の条件調整
6−4.具体的な授業実践

第7章 指導案づくり
7−1.指導案づくりの基礎
7−2.指導案の形式

第8章 生活科の評価を考える
8−1.生活科の評価の基本的な考え方
8−2.授業における評価の場面
8−3.子どもの気付きや行為を価値づけるということ
8−4.子どもの活動の背景の理解
8−5.子どもの学びの契機をいかす
8−6.教材研究から見た評価

第9章 生活科の評価の方法
9−1.評価の観点
9−2.教育目的を媒介とした子どもとの対話
9−3.子どもの学びの自覚
9−4.学びを自覚させる教師の指導
9−5.概念の獲得と評価
9−6.学びにつながる活動・活動につながる学び
9−7.学びと活動時間

第10章 生活科の授業研究を考える
10−1.授業の土台は、はじめに子どもがあること
10−2.教師の解釈
10−3.授業研究の成果

第11章 生活科のICT活用
11−1.生活科のICT活用の原則
11−2.生活科のICT活用から見える子どもの学び
11−3.通信機能を使ったICT活用

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-269-8
  • 発売日: 2023年3月1日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 112頁

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