一藝社

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書籍案内-詳細

ジャンル:政治
 

名著で学ぶ政治学
 

[編]加藤秀治郎・永山博之

価格(税別): ¥ 2,700


概要

広く知られた古典、20世紀の画期的な業績、さらに21世紀に刊行された新たな名著まで、81篇を選りすぐり、わかりやすく紹介。執筆には、永年の研鑽を重ねた碩学、第一線で活躍する気鋭の学究も参加。全35 名による簡要かつ明快な文章で、「名著」の世界へと導きます。

<本書は、これを読んだことで、名著を読むことの代わりとしてもらうことを目的としているのではない(このことは特に強調しておきたい)。あえて見開き2ページ(紹介としては最少限)で構成しているのは、本書をいわば踏み台として、少しでも多くの政治学の優れた本に興味をもってもらうため>(「まえがき」より)

時代を超えて読み継がれてきた政治思想史上の必読書はもちろん、現代政治の基礎をかたちづくる政党制や選挙制度、政治コミュニケーションなどの基本図書、そして、政治学を志す学生や若手研究者はもとより、生活者一人ひとりが日々ますますその影響を感じざるを得ない国際政治、安全保障に関する重要書籍まで、幅広い分野に注目。本書を手にした瞬間から、“政治学という広大な宇宙”への旅立ちが始まります。

目次

T 近代以前の名著
プラトン『国家』、アリストテレス『政治学』、トゥキュディデス『戦史』…など4編。

U 近代の名著
マキアヴェッリ『君主論』、ホッブズ『リヴァイアサン』、ロック『統治二論』、ルソー『社会契約論』、バーク『フランス革命についての省察』、クラウゼヴィッツ『戦争論』、トクヴィル『アメリカのデモクラシー』、マルクス+エンゲルス『共産党宣言』、J.S.ミル『自由論』、福澤諭吉『文明論之概略』、中江兆民『三酔人経綸問答』…など14編。

V 20世紀の名著1
レーニン『国家と革命』、ウェーバー『職業としての学問』、ケルゼン『民主主義の本質と価値』、リップマン『世論』、オルテガ『大衆の反逆』、マンハイム『イデオロギーとユートピア』、カール・シュミット『政治的なものの概念』、フロム『自由からの逃走』、シュンペーター『資本主義・社会主義・民主主義』、ハイエク『隷従への道』、ポパー『開かれた社会とその敵』、サイモン『経営行動』、モーゲンソー『国際政治』、リースマン『孤独な群衆』、丸山眞男『現代政治の思想と行動』、ダウンズ『民主主義の経済理論』、E.H.カー『歴史とは何か』、ハーバーマス『公共性の構造転換』、アレント『革命について』、オルソン『集合行為論』、バーリン『自由論』、ダール『ポリアーキー』…など30編。

W 20世紀の名著2
ロールズ『正義論』、ノージック『アナーキー・国家・ユートピア』、イングルハート『静かなる革命』、ウォルツァー『正しい戦争と不正な戦争』、ウォルツ『国際政治の理論』、ノエル=ノイマン『沈黙の螺旋理論』、アンダーソン『想像の共同体』、ギデンズ『国民国家と暴力』、ケネディ『大国の興亡』、ペイトマン『秩序を乱す女たち?』、オストロム『コモンズのガバナンス』、サルトーリ『比較政治学』、ミラー『ナショナリティについて』、ハンチントン『文明の衝突』、レイプハルト『民主主義対民主主義』、ギルピン『グローバル資本主義』、スミス『ナショナリズムとは何か』…など26編

X 21世紀の名著
ミアシャイマー『大国政治の悲劇』、青木昌彦『比較制度分析に向けて』、ナイ『ソフト・パワー』、ノース+ウォリス+ワインガスト『暴力と社会秩序』、アセモグル+ロビンソン『国家はなぜ衰退するのか』…など7編

書籍情報

  • ISBN-13: 978-4-86359-285-8
  • 発売日: 2024年8月28日
  • サイズ: A5判/並製
  • ページ数: 180頁

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