クラウゼヴィッツ語録 [戦争論]のエッセンス

独・英語翻訳で定評のあるベテラン政治学者が『戦争論』に挑戦!  難解ゆえに「有名だが、読まれない古典」として知られる『戦争論』が初めて身近に!  『戦争論』からエッセンスを抽出し、語録で読みやすい訳文編集!  いま『戦争論』が蘇る!


クラウゼ書影

 書名『クラウゼヴィッツ語録 [戦争論]のエッセンス』

 ≪content≫
 1.戦争とは何か 2.絶対戦争と現実の戦争 3.戦争と政治
 4.戦争の本質 5.戦争の理論の意義と限界 6.歴史検証の意義 
 7.指導者の条件 8.指導者の精神力 9.勝敗を分かつもの 
 10.戦場の情報・摩擦・賭け 11.国民戦争の出現 
 12.敵の《重心》への攻撃 13.戦略と戦術 14.攻撃と防御 
 15.軍事行動の中断 16.戦争と時間 17.戦争と同盟
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本書は、『戦争論』からエッセンスを抽出し、平易な訳文で収録した語録」です。 一般読者にも十分理解でき、『戦争論』の全体像を把握できるよう編集しました。 二度の大戦を経ながらも、なおも戦争の絶えない現代社会にあって、本書に触れ、「戦争の本質」を考えてみる意義は深いです。

四六判/並製/本体価格:¥1,500/ISBN:978-4-86359-131-8




編訳者 加藤 秀治郎(東洋大学名誉教授)

(略歴)
1949年 生まれ。慶大法卒、同大学院(法学博士)をへて、京都産業大学専任講師、
    助教授、教授、東洋大学教授を歴任。
現在  東洋大学名誉教授

(主要書籍)
『日本の選挙』(中公新書)、『日本の統治システムと選挙制度の改革』(一藝社)、『やがて哀しき憲法九条』(展転社)、ほか多数

(訳書(共訳を含む))
◆R・ダーレンドルフ著
『新しい自由主義』(学陽書房)
『現代文明にとって「自由」とは何か』(TBSブリタニカ)
『激動するヨーロッパと新世界秩序』(TBSブリタニカ)
『現代の社会紛争』(世界思想社)
『政治・社会論集』(晃洋書房)
◆R・ドーソンほか著 『政治的社会化』(芦書房)
◆W・ラカー著『ヨーロッパ現代史TUV』(芦書房)
◆D・R・キンダー『世論の政治心理学』(世界思想社)
◆H・D・ラスウェルほか著『権力と社会』(芦書房) ほか